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傾斜ステージを使用したねじ止め組立治具の改善

2024年05月31日

電気メーカーの製造工程で使用しているねじ止め組立治具の改善事例です。

課題:ベース変更に伴うパーツ置台の位置変更作業が面倒でした。

ベースにプレートを重ねてパーツ置台上でねじ止めします。パーツ置台は2個1組で、それぞれ2本のボルトで固定しています。
ベースの形状(角度)が変わるとパーツ置台の位置を変えなければなりません。ボルト4本を緩めたり締めたりしなければならず作業が面倒でした。

解決!傾斜ステージを使用すると容易に角度変更が可能になりました。

パーツ置台に変えて傾斜ステージを使用しました。ベースの形状(角度)が変わる時、傾斜ステージのハンドルを上下させれば角度が変えられます。
角度が決まったらストッパーを回して固定します。パーツ置台を使用している時のようにボルトの作業がないので容易に角度変更ができるようになりました。
また、ベースを置いた時の据わりが良くなりねじ止めがしやすくなりました。

傾斜ステージ(AIC-60)の特徴

  • シーソーのように動く簡易式傾斜するステージです。操作時のハンドルと位置決めのストッパーも付いています。
    ステージ面:40mm×60mm
  • 移動量:±20°
  • 耐荷重:29.4N (3kgf)
  • 自重:0.22kg
  • 本体材質:アルミ合金製
  • 表面処理:梨地黒アルマイト
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