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傾斜ステージを活用した基板検査治具

2012年11月10日

基板メーカーにおける、誤部品・半田付け状態の検査工程での作業性改善事例です。

課題:照明の角度が一定なので、基板が変わると使用できません。

 

傾斜面を持った台座にLED照明を固定して使用していますが、基板が変わるたびに台座の変更が必要でした。
また、同じ基板であっても検査箇所が違うと照明が十分に当たらないことがあり、検査しづらい状況でした。

解決! 傾斜ステージの使用で、照明角度がすぐに変えられます。

 

まずクランプレバーを緩め、傾斜ステージのハンドルをつまみ前後に動かして角度を決めた後、クランプレバーを締めて固定します。基板が変わっても、短時間で角度変更が可能です。

また、基板ごとに必要だった台座交換や台座の作製が不要になり、コスト削減につながりました。

傾斜ステージ(AIC-60)の特徴

  • ハンドルでシーソーのように傾斜させ、クランプレバーで任意の位置に固定できます。
  • 他のステージと組み合わせれば、X・Y・回転・傾斜の複合ステージが構成できます。
  • ステージ面 40mm x 60mm
  • 移動量 ±20°
  • 耐荷重 29.4N (3kgf)
  • ステージ本体 : アルミ合金製
  • 表面処理 : 梨地黒アルマイト
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