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回転ステージを使用したスリットワッシャー欠品検査治具の改善

2024年09月30日

家電メーカーの部品組み立て工程で使用するスリットワッシャーの欠品検査治具の改善事例です。

課題:センサーの角度変更に時間がかかり困っています。

ワークAにワークBを挿入してスリットワッシャーで止めています。スリットワッシャーの止め忘れがないかをセンサーで検査しています。
生産機種の切り替えでセンサーの角度変更が必要な時があります。センサーの角度変更は、センサーを取り付けた回転板のボルト2本を緩めて行いますが、ボルトを締める時に角度がずれたりすることがあり時間がかかります。

解決!回転ステージを使用すると角度変更が短時間で可能になりました。

センサーを回転ステージに装着しました。センサーの角度は、回転ステージの回転つまみで回して変更します。角度が決まったらストッパーを回して角度を固定します。
従来のようにボルト2本を締めたり緩めたりする必要はないので短時間で角度変更が可能です。また、微少量の変更もスムーズにできるため細かい設定ができます。

回転ステージ(KTS-60)の特徴

  • 手動でなめらかに360°回転するステージです。 回転つまみと位置決めのストッパーで操作します。
  • ステージ面:φ60mm(ステージ面 φ40mmのKTS-40 もあります。)
  • 偏芯量:0.05mm
  • 耐荷重:68.6N (7kgf)
  • 目盛最小読取り:1°
  • 自重:0.2kg
  • 本体材質:アルミ合金製
  • 表面処理:梨地黒アルマイト
  • 付属品:M4( 長さ 8mm )六角穴付きボルト 4本
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