一軸/回転ステージによる外観形状検査装置
2012年11月12日
機械メーカー様における、製品の外観形状を検査する工程での作業性改善事例です。
課題:CCDカメラの傾きと位置を設定するのが難しく、慣れが必要でした。
CCDカメラの傾きと位置の設定を6本のボルト締めで行っていましたが、作業が難しいため設定に慣れた作業者が必要でした。
また、この方法では、微妙な傾きや位置出しは不可能でした。
解決! 一軸と回転ステージで簡単に作業でき、微妙な傾きや位置出しも可能に!
各ステージのハンドルを回して、ストッパーねじを締めるだけなので、誰でも簡単に作業できます。さらに、ボルトでの固定では不可能だった、微妙な傾きや位置出しも可能です。
セミオーダーステージ(XSO-80SC)の特徴
- 薄型・軽量のステージです。ラック&ピニオン式と送りねじ式があります。(本事例は送りねじ式を使用)
- ハンドル・予圧調整ネジ・目盛・ストッパー・ベース・Z軸ブラケットなどがお好みで自由に選択できます。
- ステージ面 40mm x 80mm
- 移動量 ±30mm
- ハンドル1回転の移動量 4.2mm
- ステージ本体:アルミ合金製(スケルトンステージ除く、XYステージ 他 全ステージ共通)
- 表面処理 : 梨地黒アルマイト