史上初のベスト8
著者:株式会社ミラック光学 代表取締役 村松 洋明
日本ラグビーにとっての悲願、W杯決勝トーナメント進出!
世界のベスト8!
予選プールを4戦全勝で駆け抜けた日本代表の底力と、スコットランドとの死闘でみせた勝利への執念に、改めて敬意を表します。
本当に素晴らしい試合でした。
極限のプレッシャーの中で戦ったであろう運命の一戦、ものすごい熱気のスタジアムで練習風景・選手入場・君が代斉唱・80分間の激闘・ノーサイド後の歓喜…、何度も何度も涙を流した感動の連続でした。
こんなに感動的なことって、人生の中でどのくらいあるだろう…。
当日に試合開催が決定してから、運営スタッフ約2000人がグラウンドやスタジアムの復旧作業に尽力し、最高の状態で戦えるように必死に迅速に準備を整えるところが日本人の凄さ、素晴らしさ!
選手も日本中のファンも運営スタッフもボランティアさんたちも、皆がONE TEAMになっての歴史的勝利だったように思います。
私はこの運命の一戦を、中学生の息子と一緒に観戦することができました。
スタジアムの熱狂、ラグビーというスポーツの素晴らしさを実感しながら、歴史的瞬間に立ち会わせたい。
それが叶いました。
私は昨日、南アフリカ戦が気になって、息子に聞いてみました。
「なぁ、アリが象を倒せると思うか?」
「うん、倒せると思う」
「俺もそう思うよ」
他愛のない親子の会話でしたが、スコットランド戦を見て“伝わっていたんだな”と感無量でした。
人生には辛く苦しい時もある、大きな壁にぶち当たる時もある…。
しかし、日本代表の戦いと同じで、どんな困難にぶち当たろうとも、それを乗り越えようとする『勇気』が必要だ。
あの興奮のるつぼの中で、胸に刻み込んでくれたようです。
「ラグビーは少年をいち早く大人にし、大人にいつまでも少年の心を抱かせる」
この名言は本当だな…と、改めて感じました。
ラグビーは、いろいろなことを教えてくれます。
準々決勝の南アフリカ戦、桜の勇者たちは予選突破がゴールではなく、決勝トーナメントという未知の世界で、さらなる歴史を作ろうとしている。
厳しく、激しい死闘になることは間違いない。
ファンの応援が少しでも選手たちの背中を押せるのならば、また声が潰れるまでスタンドから声援を送りたい。
そして2015年9月19日と同じように、最後の最後まで諦めずに、勇敢に戦って勝ってほしい!
失うものはない。
すべては、体を張った命懸けのディフェンスから始まる!
再び、日本全体がONE TEAMになって、南アフリカを倒したい!
頑張れ、日本代表!
“リーチトレイン” これぞOME TEAM!
ウォーミングアップ終了後、キャプテンのリーチマイケルを先頭に肩に手を置いて引き上げる”リーチトレイン”の光景が大好きだ!
まさにONE TEAM!
エスコートキッズがキャプテンのリーチマイケルに「スコットランドをボコってください!」と激励!
グラウンドで正々堂々と戦い、スコットランドをボコった。 次は南アフリカを撃破だ!!
…つづく