サモア戦・アルゼンチン戦は『乾坤一擲』
著者:株式会社ミラック光学 代表取締役 村松 洋明
来週は出張で遠方に出向きますが、早朝のサモア戦は中継が入って、早起きして応援できそうです。
まずは次のサモア戦に集中。
フィジカルが強いだけでなく、元オールブラックス・元ワラビーズの選手もサモア代表として選出
されており、世界ランクも日本より上の強豪。相当厳しい戦いが想定されます。
サモアには簡単に勝てるだろうなんて、誰も思ってはいません。
テストマッチで戦った時のサモアとは別のチーム、もしくは格段にレベルが上がったチームと
思った方が良い。
悔しかったイングランド戦で良かったところ。
スクラム、タックル、ラインディフェンス、ペナルティ-キック…。
特に日本のタックル成功数は174回。FWは特に奮闘し、ラブスカフニが19回(成功率100%)
・リーチが18回(同94%)・コーネルセン16回(同94%)・姫野16回(同89%)…。
イングランドで一番のタックルがアール選手の12回(同80%)ですから、いかに日本のFW陣が
体を張って鬼のディフェンスをしていたかがわかります。
派手なトライシーンとは程遠い地味なところで、スクラム同様に、どれだけ体を張った痛いプレーをFW陣が頑張っているか、BK陣もフィジカルが強いあれだけ大きな相手に向かっていっているか、その運動量とディフェンス力をサモア戦でもいかんなく発揮すれば、必ずチャンスは生まれる。
その限られたチャンスを大事に得点に結び付けてほしいと願って応援しています。
悔しかったイングランド戦で悪かったところ(あえて挙げない)は、きっちり修正する底力を日本は持っているし、少し戦術を変えても対応力も優れていると思います。
最後は、やはり『気持ち』。エベレスト登頂を目指すために、死に物狂いでサモアに勝つんだという乾坤一擲の大勝負だと思って、たたきのめしてください!
そういうブレイブ・ブロッサムズを、私たちも死ぬ気で応援します!
是非とも、勝利の雄叫びを!